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本日


と題しての基調講演の後、午後からは「各発達期からの提言」と言うテーマで三原憲二あかりの家施設長をコーディネーターとして、笹森理絵兵庫県LD親の会「たつの子」会員(成人期担当)、嶋崎まゆみ兵庫教育大学大学院学校教育研究科講師(学齢期担当)、児島文子つくし児童園園長(幼児期担当)の3名がシンポジストとして意見発表されました。
基調講演は奥野さんの経験豊富な体験から、支援センターの支援は直接的な支援をするべきであり、連携には現場で関係者が集合してより具体的な支援をする必要性を解かりやすく話された。
シンポジウムは成人期担当で当事者であり、保護者でもある立場から、笹森さんが自分自身が欲しかった支援や自分とよく似た(年齢・アスペルガー)別の当事者が4歳の頃から比較して、数十年後の今、よく障害を理解して早期発見、早期療育を開始した親と自分の親との努力の結果、自分が出来ないことなど違いをうまく話されていたのが印象的でした。
また、幼児期を担当された児島さんは、幼児期の支援の継続性と可愛い子どもの「もみじのような手も、年齢とともに不審者の手となる」と話され、子どもの成長と支援のあり方を指摘されました。
続いて、学齢期担当の嶋崎さんは学校現場をよく知った専門家の立場から、親と教師のペアトレーニングの必要性と「親や教師が楽になる工夫が本人(当事者)も楽になる」と家庭と学校の連携のあり方がスキルアップにつながることの具体例を示されました。
全体としては、今まで一番解からなかったところが当事者の体験発表により、理解が深まったと思えるような素晴らしいフォーラムでした。



障害者白書が出されたようですが、その中では障害のある人たちが就職しようとするときに何らかの差別を受けたと感じているとの調査結果があった。
自閉症のように外見からわからない障害について、保護者から理解啓発がもっと必要であることが示されていた。

就労については、雇用率と採用率が連動していないため、企業として障害のある人が採用された実績がない場合であっても、中途で障害を被った人が企業に在籍していれば雇用率に反映すると言う奇妙な実態があります。

障害者の雇用率については、一般企業が1.8%、公務部門が2.1%と義務付けられてはいますが、現在は障害種別に関係なく適用されています。 しかし、知的障害や精神障害のある人が一般競争試験を合格して採用されることはなく、障害者枠を設けて採用されなければ事実上、採用されることは困難であると考えます。

障害者自立支援法のキーワードは就労と自立、社会参加ですが、採用率未達成の企業の公表や罰則を強化、もしくは障害者枠の設置を義務付けさせなければ一般就労は遠い夢であると思われます。

自治体にこうした条例や採用制度の改善を実現できるよう働きかける必要があります。
皆さん、がんばりましょう。



全体的には、自閉症を理解した保護者の立場から子どもたちがどのようにして犯罪に巻き込まれたり、だまされたかを示して頂き、その対処法を具体的にお話されていました。



本当によくわかるお話で、今後大勢の方に聞いて頂きたい話であったと思います。

総会の方は提出させて頂いた全ての議案が承認されましたので、今後、組織変更に向けて対応をしていきたいと思います。
後は来月、7月8日は協会本部の総会で定款変更が承認されれば具体的な作業に取り組むこととなります。

本日は、合併後の新田辺市人権擁護連盟設立委員会が龍神行政局で開催され、田辺、龍神、本宮、中辺路、大塔の各支部役員が出席し、合併後の活動や予算について協議された。
また、今週は、明晩人権擁護連盟の障害者問題部会が開催され、田辺駅のエレベーター設置問題と周辺のバリアフリー化の問題も協議されることになっている。 7日は和歌山で会議、あ~しんど。
長年の課題であったJR田辺駅のエレベーター設置問題も田辺市とJR、人権擁護連盟、商工会議所と障害者団体や関係者等の粘り強い努力と活動のおかげで設置の方向へ前進した。
今後は、バリアフリー協議会(仮称)設置の上、詳細について検討が加えられ、来年度利用開始となることと思われる。
自閉症協会もそうであるが合併、新組織への移行については様々な問題や課題、そして何よりも重要なものとして現在に至るまでの歴史や地域性、伝統があげられる。
田辺市人権擁護連盟は新組織移行に際して、3年間かけて組織の合併について議論してきた。 端から端までで2時間以上かかり、1000キロヘクタールを越す近畿一の広大な市域の距離をどう埋めるかを数十回協議を繰り返してきた。
詳細については控えるが、それぞれの伝統を重んじて組織の新規約は合意されたわけですが、こうした努力は組織を運営する上で必要不可欠と考えます。
自閉症協会の組織改革ついては、果たして旨く乗り越えることができるのか少々不安が見え隠れする今日の書込みでした。



先日来、第2のぞみ園で布団を数セット破り、テレビも投げて壊し



そのことのため、本人は布団と半そでシャツ、テレビ、時計を買ってほしいと要求してきましたが、1ヶ月から数週間買い与えずに行動を観察してきました。

昨日は、リセットのため着ていたズボンとシャツを破り、ゴミ袋に入れて外に出していました。 要求に負けて購入してはならないと思いますが、本人は手を合わせて謝って




パニックになってしまったら、起こす問題行動は止めることはできませんが、問題行動となる原因を取り除き、破損できないようにすることは可能かと思います。 果たしてどこまで成功するか今後を期待したいと思います。





昨年来、和歌山県内では障害者団体10団体の連絡会が設立され、それぞれの団体が協力し合ってネットワークを組んでいます。
そうした中での手をつなぐ育成会からの呼びかけは大変喜ばしいことと感じています。

会議では各団体の生い立ちや組織概要、現在取り組んでいる事業や活動について紹介され、今年度10団体で共同して取り組んでいる映画「筆子その愛 -天使のピアノ-」という“障害児教育の母”と呼ばれた石井筆子の生涯を映画化された作品で、10月18日(木)和歌山市民会館で上映の予定です。 チケットは1枚1000円です。




昨日は、あけぼの園と第2のぞみ園の懇親会(レクリエーション)があった。 行事が重なったので
家内は第2のぞみ園の方へ(アドベンチャーワールド)行き、私はあけぼの園の保護者会長でもあるのであけぼの園の方へ参加しました。
あけぼの園の方は午前10時から隣のはまゆう養護学校体育館でボランティアの方たちの縄跳びの演技やダンス、職員の指導による卓球バレー、カプラ遊びを午後2時過ぎまで昼食をはさんでにぎやかに開催されました。
卓球バレーって聞いたことがないニュースポーツだけれど、肢体や聴覚に障害のある方たちも十分に楽しめる競技です。 卓球台とラケット代わりの板と音の出るピンポン玉を使ってバレーボールのルールで行うスポーツで、 ピンポン玉はネットの下を通過させます。
カプラ遊びは積み木のようなものを積み上げて楽しむと言う遊びです。
具体的には写真で見た方が視覚的支援になって解かりやすいですね。この写真では少しわかり図らいかもしれません。




乗馬といっても引き馬で保育所のグランドで1周50メートルを1回目は2周、休憩後の2回目は1周します。 子どもの人数は多いときで25名程度ですから今日のような天気のときは暑くて大変です。


馬も暑かったり、疲れてくると少しでも少なく歩くように乗降台の手前で止まったり、動かなかったりします。

いつもこの活動に使われている馬はクォーターホースで名前は何と「ベッカム」です。

活動をする朝、馬小屋に行くと普段は行きませんから、活動のときだけ来ることを馬は知っていて、我々の顔を見ると回れ右をしてお尻を向けます。 馬を引いて活動しているときも馬の正面に体がきたりすると首を振って鼻先から頭で人のお尻から背中にかけて突き上げるように押してきます。 また、休憩中に馬力をつけるようにニンジンやリンゴを与えますが、即効性があるのはニンジンで、リンゴ

糞をするときには、尻尾を馬自身が自力で持ち上げて用を足します。

我々はその糞を専用の塵取りと道具を使って肥料の袋に入れ持ち帰ります。 馬の糞は最高の肥やしになります。 ふ~ん。
活動のとき事故のない様に注意することは、
・馬の後へ近づかないこと(蹴られることがあります)、
・馬の顔の周りでロープなどをブラブラさせない(馬がロ
ープで殴られると思い落ち着かない)
・ビニールや大きな紙(新聞紙など)を飛散させない(馬
が驚いて立ち上がることがある)
・大きな声や音を出さない。
等などがありますが、馬は臆病でデリケートですから驚かさないようにする。 暑さには強くないので冬場の活動の方が馬のコンディションも良いようです。
結構楽しいですよ。 機会があれば覗きに来てください。
本日、和歌山放送で「みんなで人権を考えよう」というラジオ番組の収録を無事すませました。
短い時間での収録であったため、思うこと、伝えたいことが十分に伝わったかどうかわかりませんが、スタッフの皆さんにはお気遣いいただき感謝しています。
直接収録のお相手をいただいた中村富子アナウンサーの笑顔がお話をさせていただいているときに救われた思いがありました。
ありがとうございました。(ブログは見ていないかな)
収録の最後に伝えたいことは何かと問われたとき、迷わず「自閉症を支援し、理解しようと思われたなら、自閉症協会に入会して共にがんばりませんか。」と答えました。 岡先生の受け売りですが・・・。
後は6月7月の番組で放送されるのを少し心配しながら待つだけです。

当初、専門部会という名称でしたが様々な分野の専門家が入会されているとの思いで、専門家部会としました。
第一回目の会議では自己紹介の後、部会長、副部会長、事務局を選任し、岡先生が部会長、副部会長に岡安Dr、事務局に山下さんを選任しました。



今後の方向を協議する中、幼児期、学齢期については様々な研修
今年度の主な活動としては、
・自閉症セミナーや講演会への協力
・保護者研修・相談会への協力
・サマーキャンプへの協力
・情報交換会、学習会
・会員の年齢層の調査
・成人のネットワーク
です。
本日夜、中紀分会の勉強会があるのでこれから準備をしたいと思います。 その前にあけぼの園に居る長男と外出してきます。
忙しいです。



福祉ショップ「ゆうゆう」は田辺市知的障害者関係団体連絡会で運営されていて、新庄総合公園近くの田辺市福祉事業団直営の高齢者複合施設「たきの里」の1階にあります。

運営は田辺市父母の会、田辺市手をつなぐ育成会、ふたば福祉会、南紀のぞみ会、はまゆう作業所、わかばの会の6団体と田辺市やすらぎ対策課がその構成団体です。


たきの里で運営し始めてから10数年が経過し、ふたば作業所、のぞみ園、はまゆう作業所の利用者が分担して働きに行っていただいています。
「ゆうゆう」は知的障害のある方たちが就労訓練と研修できる福祉ショップとして喫茶コーナー、日常生活雑貨、自販機による収益で成り立っていて、以前には美智子皇后が視察においでにされた折、突然「ゆうゆう」で展示している品物をお買い上げになられたことがありました。 その時のショップの指導員はつり銭がなく緊急にのぞみ園に連絡してつり銭を持ってきて頂くよう連絡したところ、のぞみ園から息も切らせず走ってきた職員がSPに静止され、「皇后陛下がお買い上げいただいた代金のつり銭を持ってきた」ことを説明するとあわててどうぞと通してくれたハプニングがあったことを思い出しました。





最近は当初より売り上げが少なくなってきましたが、障害のある人たちが自立の一助となるようがんばって運営を続けて行きたいと思います。





少しでも皆さんに良くわかるようにと努力していますが申し訳ありません。

さて、昨日は自閉症協会県支部の役員会が田辺で開催され、県内北は橋本市から南は新宮市より役員が10名出席しました。
今年度6月10日の総会、事業計画、協会の組織検討等盛りだくさんな会議でしたが、いつもは午前10時開催で3時ごろまでかかりますが比較的早く終わりました。


夕方からは次男を第2のぞみ園に迎えに行き、本人が欲しがっていた半そでシャツ




最近、問題行動が多く先日も園で自室のテレビとリモコンを破損しました。



本人は、帰省のためのリセットの意味合いで行動しているのではないかと思いますが、自宅へ帰ってきても食器、シンクの洗い桶等プラスチック製品、園では布団を破って何かを訴えています。
問題行動解決のため、園とも相談をしながらポラリスのコンサルテーションを5月22日に受けるよう準備しています。
私と居るときは問題がないのですが、家内と居る時、園での生活時に問題行動が起こります。 解決のため、皆さんのご協力を得てがんばっているところです。

これから、はまゆう養護学校の6月3日の30周年記念事業の会議に出かけます。 6月3日ははまゆう養護学校の30周年のお祭りです。



皆さんも当日は、のぞきに行ってみてください。

昨日、地元田辺市のミニコミ紙である生活ニュースの編集長から電話があり、本年度も可能な限り記事として事業計画を載せていただける旨のお話がありました。(ラッキー)
いつも自閉症の理解と啓発に対してご支援いただいていることに感謝感謝。
6/10の辻川さんは、保護者で弁護士、冤罪事件に関しての講演だそうです。
9/8の須田協会本部副会長はけやきの郷の理事長で、福祉工場やまびこ製作所の運営をされていて、この福祉工場では当然のことながら最低賃金は確保した上で年間の収益は1億数千万円に上るようです。 昨年の夏には利用者全員が3年間のボーナスの一部を貯めてハワイ旅行に行ったそうです。
海外からの視察も多いこの福祉工場の経営理念と重度の自閉症者がどのようにして働いているのか、自立に向けてどのように取り組まれているのかを聞いてみたいと思います。 また、須田さんは日本で初めて国に働きかけて情緒学級を作った方としても有名な方です。
明石さんと服巻先生のことについては、後日書き込みたいと思います。
あけぼの園としては今年初めての参加でしたが、ふたば福祉会、日置川みどり園、なかよし作業所、はまゆう作業所、県事業団各園等なじみの施設が参加していたようです。
こいのぼりフォーラムは水産業者や漁協の皆さんのご支援、主催で開催されているそうです。
駅、町の中心部から近いとあって家族連れや観光客、とりわけ外国からの観光客も目に付きました。
4日は所要のため参加できなかったのですが、お天気もよく盛会だったようです。
今年でかれこれモデル事業を含んで8年目を迎え、スタッフもベテラン揃いとなっています。 例年は5月に1回行って9月以降、後半3月まで計10回行うのが通例ですが、今年度は前倒しで前半に5回、後半5階の予定です。
本日の参加者は対象児童・生徒が25名程度で毎年開始早々は参加者が多く、にぎやかです。
最近ははまゆう養護学校の児童・生徒だけでなく、南紀養護学校の児童・生徒も参加していて、特に南紀養護学校の生徒では参加し始めた当初と比べてみて、驚くほど上達・機能向上が見られます。
保護者のお話でも最初の頃撮ったビデオと今を比較すると同じ子供がこんなにも変わるのかと言っていました。
今日は馬(名前はベッカム)を引いて1時間30分程度歩いたのでぐっすり眠れそうです。
社団法人日本自閉症協会和歌山県支部の大久保尚洋(なおひろ)です。
前々から支部長活動日誌のようなものを作らなくてはと思いながらなかなか作れなかったのですが、ようやくブログのまね事のようなものを作ることができました。
親の会から法人になり20年近く経過しようとしていますが、自閉症児者を取り巻く環境は発達障害者支援法、障害者自立支援法、特別支援教育の完全実施とめまぐるしく変化しています。 自閉症並びに発達障害を持った人は文部科学省の調査によると普通学級に6.3%もおり、療育手帳を持っている人といない人をあわせると人口に占める割合が一番多い障害であるといっても過言ではありません。
その自閉症や発達障害を持っている人たちへの理解と支援の輪を広げて一人でも多くの自閉症児者が自立の道を歩けるようにと思い、このブログを開設した次第です。 自閉症協会と保護者、専門家、支援者とともに一体となって社会で安心して暮らせるようがんばって行きたいと思います。
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和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父