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2月21日午前5時に次男英彦が急逝しました。
前日20日入所している施設の夕食のベルがなっても食堂に来ないので、職員が呼びに行き、食事を前にして朦朧とした意識であったので、職員が声かけをして意識が戻って回復してきたそうです。養護学校高等部時代より「てんかん」があり、軽い発作が起きたかもしれない様子だったらしいです。 食事には手をつけずに「てんかん」の薬を飲み、血圧を測定し、下が70、上が140くらいだったようです。 看護師の指示で水を飲ませて、居室で安静にし、血圧をチェックしながら、午後11まで1時間ごとに声かけをし、その後就寝。
午後6時に担当の職員が声かけをしたが、爆睡しているかの様子だったので、そのまま寝かせて、午前7時の起床時に起こしに行ったところ様子がおかしく、脈もなく、女子棟の宿直職員と看護師を呼び、救急車を手配し、心肺蘇生とAEDを使って蘇生を試みたらしいです。救急車到着後、病院に搬送されましたが死亡が確認されたようです。
7時40分に施設から連絡があり、7時50分に救急車で病院へ向かうので、25分程度で病院に着く予定だから、病院に来て欲しいとのことだったのですが、そんなに切迫した感じではなかったので、病院へ行ってから本年度最終回の乗馬体験活動のボランティアに行くつもりにしていました。
先に病院へついた家内から電話で泣きながら「もう亡くなっている。」の知らせを聞いてあっけに取られた状態でした。
警察が来られて死因が特定できないので調査され、「事件性がないようですが、病院で死亡診断書が書けません。遺体を司法解剖させてください。」といわれましたが「事件性がなく、任意でしたら司法解剖は拒否します。」と答えると、警察医に死体検案書を書いていただくので警察まで遺体を運び手続きをさせていただきますとのことでした。
検案書によると死亡推定時刻は午前5時0分、死因は病死の疑いと記載されていました。
英彦の急逝により、走馬灯のように彼と暮らした22年間が頭の中に駆け巡り、楽しかった思い出やこのブログにも紹介させていただいたことなど、未熟な私たち両親を成長させるため試練を与えてくれたと思っています。
通夜での挨拶では、私たちにはもう一人の自閉症の長男佳彦がいます。
自閉症は社会性とこだわりとコミュニケーションに問題のある、生まれながらの脳機能障害であり、後天的要因では発症することはない障害として理解いただくことをお願いして、この子達が安心して暮らせる社会のためご協力いただくことをお参りいただいた皆様にお願いいたしました。
「ヒデヒコ、起きて来なさい」と声をかけたらおきてきそうな笑顔のまま、安らかな顔をして眠っています。
英彦、ありがとう。
皆様から頂いた激励やご厚志、誠にありがとうございました。
英彦に笑われないように、今後とも子どもたちが安心して暮らせる社会やシステム、自閉症が理解されるよう励んでいくことが一番の供養と考えています。
合掌
平成21年2月24日 午前2時
大久保 尚洋
前日20日入所している施設の夕食のベルがなっても食堂に来ないので、職員が呼びに行き、食事を前にして朦朧とした意識であったので、職員が声かけをして意識が戻って回復してきたそうです。養護学校高等部時代より「てんかん」があり、軽い発作が起きたかもしれない様子だったらしいです。 食事には手をつけずに「てんかん」の薬を飲み、血圧を測定し、下が70、上が140くらいだったようです。 看護師の指示で水を飲ませて、居室で安静にし、血圧をチェックしながら、午後11まで1時間ごとに声かけをし、その後就寝。
午後6時に担当の職員が声かけをしたが、爆睡しているかの様子だったので、そのまま寝かせて、午前7時の起床時に起こしに行ったところ様子がおかしく、脈もなく、女子棟の宿直職員と看護師を呼び、救急車を手配し、心肺蘇生とAEDを使って蘇生を試みたらしいです。救急車到着後、病院に搬送されましたが死亡が確認されたようです。
7時40分に施設から連絡があり、7時50分に救急車で病院へ向かうので、25分程度で病院に着く予定だから、病院に来て欲しいとのことだったのですが、そんなに切迫した感じではなかったので、病院へ行ってから本年度最終回の乗馬体験活動のボランティアに行くつもりにしていました。
先に病院へついた家内から電話で泣きながら「もう亡くなっている。」の知らせを聞いてあっけに取られた状態でした。
警察が来られて死因が特定できないので調査され、「事件性がないようですが、病院で死亡診断書が書けません。遺体を司法解剖させてください。」といわれましたが「事件性がなく、任意でしたら司法解剖は拒否します。」と答えると、警察医に死体検案書を書いていただくので警察まで遺体を運び手続きをさせていただきますとのことでした。
検案書によると死亡推定時刻は午前5時0分、死因は病死の疑いと記載されていました。
英彦の急逝により、走馬灯のように彼と暮らした22年間が頭の中に駆け巡り、楽しかった思い出やこのブログにも紹介させていただいたことなど、未熟な私たち両親を成長させるため試練を与えてくれたと思っています。
通夜での挨拶では、私たちにはもう一人の自閉症の長男佳彦がいます。
自閉症は社会性とこだわりとコミュニケーションに問題のある、生まれながらの脳機能障害であり、後天的要因では発症することはない障害として理解いただくことをお願いして、この子達が安心して暮らせる社会のためご協力いただくことをお参りいただいた皆様にお願いいたしました。
「ヒデヒコ、起きて来なさい」と声をかけたらおきてきそうな笑顔のまま、安らかな顔をして眠っています。
英彦、ありがとう。
皆様から頂いた激励やご厚志、誠にありがとうございました。
英彦に笑われないように、今後とも子どもたちが安心して暮らせる社会やシステム、自閉症が理解されるよう励んでいくことが一番の供養と考えています。
合掌
平成21年2月24日 午前2時
大久保 尚洋
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プロフィール
HN:
大久保尚洋
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/24
職業:
保険代理業(損害保険・生命保険)
自己紹介:
社団法人日本自閉症協会 理事
和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父
和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
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