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 本日、神戸市垂水勤労市民センター・レバンテホールでNHKハート・フォーラムが自閉症協会近畿ブロックとNHK厚生文化事業団近畿支局の主催で開催され、私と藤原副支部長の2名が和歌山県支部から出席した。

DSCN1732-1.jpg 午前中は、あさけ学園の奥野宏二施設長の「発達障害児・者の支援の原点を考える」~支援現場からの提言~
と題しての基調講演の後、午後からは「各発達期からの提言」と言うテーマで三原憲二あかりの家施設長をコーディネーターとして、笹森理絵兵庫県LD親の会「たつの子」会員(成人期担当)、嶋崎まゆみ兵庫教育大学大学院学校教育研究科講師(学齢期担当)、児島文子つくし児童園園長(幼児期担当)の3名がシンポジストとして意見発表されました。

基調講演は奥野さんの経験豊富な体験から、支援センターの支援は直接的な支援をするべきであり、連携には現場で関係者が集合してより具体的な支援をする必要性を解かりやすく話された。

シンポジウムは成人期担当で当事者であり、保護者でもある立場から、笹森さんが自分自身が欲しかった支援や自分とよく似た(年齢・アスペルガー)別の当事者が4歳の頃から比較して、数十年後の今、よく障害を理解して早期発見、早期療育を開始した親と自分の親との努力の結果、自分が出来ないことなど違いをうまく話されていたのが印象的でした。
また、幼児期を担当された児島さんは、幼児期の支援の継続性と可愛い子どもの「もみじのような手も、年齢とともに不審者の手となる」と話され、子どもの成長と支援のあり方を指摘されました。
続いて、学齢期担当の嶋崎さんは学校現場をよく知った専門家の立場から、親と教師のペアトレーニングの必要性と「親や教師が楽になる工夫が本人(当事者)も楽になる」と家庭と学校の連携のあり方がスキルアップにつながることの具体例を示されました。

全体としては、今まで一番解からなかったところが当事者の体験発表により、理解が深まったと思えるような素晴らしいフォーラムでした。




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大久保尚洋
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性別:
男性
誕生日:
1954/12/24
職業:
保険代理業(損害保険・生命保険)
自己紹介:
社団法人日本自閉症協会  理事

和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長 

京都産業大学法学部卒

  56歳
  2人の自閉症者
  (27歳男・22歳男[故人])の父
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