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他府県では、親父の会を盛んに開催して、男親同士の親睦を大いに深めていますが、和歌山ではこれが初めてです。
参加資格は、和歌山県自閉症協会会員か支援者、入会予定者も含みます。
日程等詳細は、次の通りです。
大勢の参加をお待ちしています。
参加希望者並びにお問合せは、8月13日まで
大久保まで ℡0739‐25‐1018
7月20日熊本全国大会2日目、午後から第2分科会に参加した。
第2分科会は、「新時代の啓発」がテーマで座長に行政等から野沢和弘氏(毎日新聞社)、講師に報道から神戸金史氏(RKB毎日放送)、政治から福島豊氏(衆議院議員)、法曹から辻川圭乃氏(弁護士)、防災から福田和臣氏(愛心園園長)のおなじみの5名がそれぞれの立場で講演の後、シンポジウムを行った。
記者や議員、弁護士であり、障害のある子どもを抱える立場から、仕事を活用して自らも生き生きと活動・啓発している講師の姿はまぶしく見えたのは私だけでしょうか。 熱のこもった議論に会場からも拍手がおこりました。
7月20日(全国大会2日目)、この日のプログラムは分科会1(自閉症を取り巻く人々への支援)、分科会2(新時代の啓発)、分科会3(自閉症へのアプローチについて各立場での現状と課題)、分科会4(当事者に何が必要か)、きょうだい児プログラム(ドナルド・マイヤー氏によるワークショップ)、研修会A(幼児期の気づきと家族への告知)、研修会B(学校の先生のための発達障害講座)が開講されました。
分科会参加は時間的に2講座しか参加できなかったので、分科会1と分科会2に参加しました。
分科会1では、川谷先生が「きょうだいへの支援」が少なく、その重要性を中心に発表され、宮内先生が保護者の立場から、保護者への支援について、柘植先生が教育の立場から、保育・教育職への支援、福岡先生が施設職員の支援、最後に医療の立場から、市川梅が丘病院長・協会理事が医療職への支援について話され、休憩を挟んで会場から質問をいただいてシンポジウムを行いました。
明日は分科会2の模様を掲載予定です。
閉会式と番外編もその後に掲載予定です。
和歌山県障害福祉課のHPに障害者の働く授産施設工賃一覧表が掲載されています。 福祉就労から最低賃金を確保した授産施設まで載っています。
子どもたちが自立し地域で生活するためには働く場が不可欠です。 まだまだ平均工賃は低いですが授産施設は努力してひとつひとつ積み重ねています。社会や地域の理解なしでは子どもたちは生きていくことは出来ません。
がんばって就労の機会、雇用の創出を実現していかねばと強く決意した思いです。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/zyusan19/kotin2.html
同じく県障害福祉課HPにサポート・ハンドブックが掲載されています。コミュニケーション・ボードに続く第2弾としてサポート方法の理解啓発ツールとして発行されています。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/supporthb/supporthb.pdf
その中で、基本部会、障害者問題部会、高齢社会問題部会、女性問題部会、青少年問題部会の本年度の活動方針が確認された。 会議の進行が意外に早く、その他の分野で、裁判員制度についての議題などが話された後、平谷支部長よりコミュニケーションボードとAC公共広告機構の広告で6月25日に地元紙の紀伊民報に掲載された「ダーくんの話」を紹介いただき、その掲載された文章を朗読して会議は終了した。
平谷支部長によると、先日、私が紹介したコミュニケーションボードとピッタリとハートに入ってきたので紹介してもかまわないかと尋ねられたので「どうぞ、どうぞ」とお願いしたところです。
こうした「心のバリアフリー」という視点で各部会からも発達障害に関する研修会実施を求められています。 私としては、ありがたいお話だと感謝しているところです。
私のものではなく長男の分として、南紀あけぼの園に届いたものが転送されてきたというわけである。
ねんきん特別便については、送られてきたなら必ず「もれ」や「間違い」か何かあるから要チェックと思い調べてみたが何も問題がない。
それはそのはずである。
長男は生まれてこの方就労したことがなく、私も厚生年金をかけたことがないので国民年金のみである。 従って、生まれながらの自閉症である長男は国民年金の納付が減免されていて、加入開始から現在に至るまでの減免期間が加入歴となる。
同時に、重度心身障害者(後期高齢者医療)医療費受給者証および重度心身障害児者医療費受給者証の更新についても送付されてきた。
長男が扶養者となっているのかいないかの確認のためであった。
課税所得証明を提出しなさいということでしたが、申告書の写しでよいかどうかを確認すべく役所に問合せをしたら、「扶養家族になっていないなら、提出は必要ない」との回答だった。 つまり、問合せ等で確認できる場合は提出の必要はないようだ。 問合せのときの内容を記録していて、後々のトラブル防止をしている様子だった。
悪名高き「後期高齢者医療制度」や「ねんきん特別便」には、十分内容を確認して、わからないときは役所に確認した方が得策であると感じた次第である。
皆さんもご注意ください。
田辺周辺では4.5.6日の3日間、紀南文化会館、上富田文化会館、白浜会館で上映された。
自閉症協会も制作実行委員として参画協力した映画です。
きょうされん30周年を記念して、紀北の麦の里共同作業所を舞台にした映画である。
http://www.kyosaren.or.jp/furusato/index.htm
脚本はジェームス三木氏、出演は大路恵美、ベンガル、藤田弓子、中山仁、
烏丸せつ子等有名キャストである。
あらすじは、和歌山の紀北・粉河に精神障害者の共同作業所が開所され、地域住民の反対運動のリーダーである雄二郎(ベンガル)の長女・千草(大路恵美)が作業所の指導員・明彦と出会った事から始まる。彼の案内で、初めて障害のある人たちの働く姿に接し、心を動かされます。作業所への協力を求める千草は、反対運動を進める雄二郎や住民たちと対立します。
一方、作業所では、メンバーの中に一つのカップルが生まれていました。精神病院での長い入院生活から抜け出て、落ち着いて働き、将来を夢見る二人ですが、こちらにも困難が待っていました。
障害のある方たちは、社会の中で普通に生活していくことを望んでいます。みんなと一緒に働いていく中で回復し、社会生活に戻っていきます。作業所や施設が地域に根をおろし、障害のある人たちが社会に復帰するためには、地域の住民や周囲の人々の理解がいかに大切であるかを伝えている映画です。
今回、ソーシャル・ストーリーズ入門講座を開催されたのは、今年2月に自閉症協会セミナーの講師として服巻智子さんに和歌山に来ていただいたとき、それいゆ相談センターから「ソーシャル・ストーリーズ入門講座を泉南か和歌山で開催したいが会場が取れないがいかがですか」と相談されたのが始まりです。 参加者は70名余りと相当な受講料にもかかわらず大勢受講いただいたと喜んでいます。
ソーシャルストーリーズはアメリカのキャロル・グレイ氏により開発された自閉症児者に対する指導方法の一つで、日本では服巻さんだけがそのライセンスを取得されています。 セミナー開催等も管理されていて、契約の国アメリカを象徴するようなシステムになっています。
ソーシャルストーリーズとは、「自閉症スペクトラム(ASD)の大人や子どもたちは、自分を取りまく社会についての情報を読み取ることや、それを解釈すること、それに対してうまく対応することに困難をかかえています。彼らの目には、他者の言葉や行動は、しばしば意味や目的のないものに見えたり、予告や論理的根拠もなく無秩序に生じるように見えます。
一方、親や教師といった彼らにかかわる人々の側から見れば、ASDの子どもの行動は、「はっきりした理由もなく」、また、まったく「脈絡のない」ように見えます。
ソーシャル・ストーリーズは、両親や教師が、まず一度立ち止まって、ASDの大人や子どもの立場から、その状況をとらえなおし、次に見落とされがちな情報を見つけ出し共有することによって、混乱を解決しようとするものです。その結果として、社会的に対等な両者の相互理解が促進されるのです。」(キャロル・グレイ著より)
とされています。
詳しくは、著書や講習会等を参照してください。
ともあれ2日間の研修に県内各地、いやいや近畿遠くは岡山からも受講にこられた方に敬意を表します。
今年の3月下旬に日本自閉症協会本部に
4月2日を世界自閉症啓発デー
と定めるニュースが飛び込んできました。
今後、この啓発にかかる活動が活発に行われることになろうかと思いますので、ご存知の方も多いと思いますが遅ればせながら掲載しました。
以下は関連するニュースとメッセージ等です。
国際連合で、4月2日が、「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」 と制定されました。
今後も恒久的に4月2日は世界自閉症啓発デーです。
●国連事務総長からのメッセージ http://www.unic.or.jp/new/pr08-023-J.htm
●舛添要一厚生労働大臣のメッセージ
世界自閉症啓発デー(4月2日)の発足に寄せて
国連で制定された「世界自閉症啓発デー」が、本日その第1回を迎えたことは、まことに喜ばしいことと考えています。
我が国においては、平成17年4月から発達障害者支援法が施行され、本年3月28日には発達障害者情報センターが
発足するなど、自閉症を始めとする発達障害者施策は年々進みつつあります。
本日の「世界自閉症啓発デー」を契機として、国民の皆さん一人一人の自閉症などへの理解が進み、
我が国において発達障害者の方々がそれぞれの能力を発揮していくことができるよう、
厚生労働省としても一層努力していきたいと考えています。
平成20年4月2日 厚生労働大臣 舛添 要一
●自閉症関連団体共同の声明文
国際連合での、“世界自閉症啓発デー“(World Autism Awareness Day)の決議を讃え、
先導されたシェイカ・モーザ・ビント・ナサ・アル・ミスネッド・カタール首長妃殿下、潘基文国際連合事務総長はじめ、
関係された多くの方たちに心よりの感謝を申し上げます。
自閉症やアスペルガー症候群など、自閉症スペクトラム障害の人たちについて、わが国はもちろん、
世界中の人たちが大いなる関心と正しい理解をもち、さまざまな形でのサポートを、日常のなかの
あたり前のものとして、実現されることを希望いたします。
自閉症スペクトラムの人たちが、この社会の中で充実した人生を生きていけるよう、この日を新たな機会として、
多くの人たちが手をたずさえ、ともに歩んでいきたいと思います。
そのことで、障害のあるないにかかわらず、すべての人にとって幸福な社会の実現がなされることを祈念いたします。
わが国においては、2005年4月より発達障害者支援法が施行され、2007年4月より正式に特別支援教育が
スタートするなど、自閉症児者の支援への動きが始まったばかりです。
いまだに、多くの自閉症児者が十分な理解と支援を受けられない状態にあることも事実です。
今後、さらに多くの皆様のご理解とご支援を得て、社会のなかでの自閉症児者への啓発への取り組みを
押し進めたいと思っております。
今年の4月2日は、“世界自閉症啓発デー“のスタートをお知らせすることとし、来年2009年4月2日には、
“世界自閉症啓発デー“を契機に、理解促進を願うイベントを行う予定でおります。
2008年4月2日
社団法人日本自閉症協会会長 石井哲夫
特定非営利活動法人アスペ・エルデの会CEO 辻井正次
日本発達障害ネットワーク代表 山岡 修
今回の全国総会は、組織改革後初めての総会で出席者は理事と代議員の約70名程度の会議だった。
自閉症を取り巻く課題は、発達障害者支援法や障害者自立支援法の見直しであり、理念法としての性格が強い発達障害者支援法を3年の見直しの際に(既に3年は経過している)、如何に実行法としての数値や具体的な内容を盛り込ませるかが大きな課題である。
そのために保護者や専門家、関係者がどのように連携して行動をするかが重要なポイントであり、国会議員の皆さんや行政への働きかけ、様々なアクションが必要となります。 このことを再認識されられた会議であったと思います。
理事会の様子(午前中)
総会の様子(午後)
今年度に入ってはじめての部会であり、組織の移行についての経過報告を行った。
議題の中には和歌山県で開催予定の平成22年度の全国大会についてやコミュニケーションボードの活用についての説明、処遇困難事例、講演会情報と法案見直しにかかる意見が聴集された。
また、県内の支援者スキルアップに関する議論もされ、午前中の会議であったが有意義な内容であった。
午後からは田辺に帰って、市民総合センターで新田辺市人権擁護連盟設立総会が開催されて、田辺市合併後の各人権組織が一本化され、今後の活動が注目されています。
田辺市人権擁護連盟は、田辺支部、龍神支部、本宮支部、中辺路支部、大塔支部の5支部があり、夫々支部活動を尊重した形で成り立っていて、田辺市部には基本部会、障害者問題部会、高齢社会問題部会、女性問題部会、青少年問題部会の5部会が設置されています。
私は、障害者団体と労働団体から選出されていて、障害者問題部会に所属しています。
(写真提供:田辺市人権擁護連盟)
障害者問題部会では、本年度の事業計画や部会役員の人選について協議した。
事業計画については、今後の継続議題として協議されるが、「心のバリアフリー」について議論された。 会議終了後には、コミュニケーション・ボードの説明冊子を使って自閉症や発達障害、知的障害、精神障害のある人たちが具体的にどういったことが困っているのか勉強会をしてみないかという意見が私に提案された。
確かに、一般の人たちはよくわからないから、それが障害者の人権を阻害することや不理解につながるのではと思えるし、思わぬところからコミュニケーションボードの効果がでてきたことに驚いています。
自閉症の啓発と理解が、子どもたち
の社会参加や自立につながる大きな
課題であることは間違いのない事実で
す。
午前10時に開会、主催者を代表して大野啓嗣NHK厚生文化事業団近畿支局長よりあいさつの後、講演が開始された。
今回のテーマは、「発達障害児者が地域で豊かに暮らすために」と題して、午前中に北海道大学大学院の田中康雄氏「認めあい・支えあい・赦しあうネットワークをめざして~発達障害者の就労支援を考える~」、午後から川崎市自閉症協会・会長の明石洋子氏『「働く人」に育てる子育て」~地域で生きるための支え方~』の講演をいただき、その後、国立特別支援教育総合研究所の藤井茂樹氏と私、大久保を加えて「地域での生活を豊かにするための提言」と題して、シンポジウムを開催しました。
田中氏の講演では、当事者の現状と保護者
の現状をライフステージ毎に課題を明確に
し、終始主役は当事者と保護者であること
の大切さを確認し、機関の役割を認識しつ
つ、一貫したシステムの大切さを指摘した。
また、相談後のケア、地域・関係者の取り
組みについても触れ、発達障害者支援法や
福祉施策の課題、親だから出来ること出来
ないこと等、支援を受ける側の主体性の重要性に触れ、関係者や機関、保護者、本人の立場対等性を育成し、支えあう関係の構築の必要性を話された。
明石氏の講演では、本人・徹之さんの
川崎市職員として採用され現在に至る
までの道のりを具体的に提示し、幼い
頃からの自己決定の重要性と身近な
保護者の水先案内の大切さを示した。
その上で、本人の資質と努力を補える
ものが地域であり、支え合いのできる社会であることを強調された。 また、地域や社会の協力があって初めて子どもたちが豊かな生活を送ることが可能であることを力説された。
シンポジウムでは、藤井氏より、教育
振興基本計画、重点施策実施5カ年
計画、20年度発達障害等支援・特別
支援教育総合推進事業や厚生労働省
関係の動向と湖南市での取り組みを
紹介し提言をいただき、夫々のシンポ
ジストより発達障害者支援法見直しの具体例や医療・福祉・教育ともう一つの分野である就労の課題について意見が交わされた。
最後にネットワークの意義、笑顔で互
いを認め合う相手として接すること、
理解者の確保を図り、心のバリアフリ
ーへの取り組みを訴え、自閉症協会
に対する更なる支援と協力をお願いし
て閉会した。
(写真提供・滋賀自閉症協会・脇坂恭明氏)
家路についたのは午後9時30分となり、そのまま
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和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父