×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本日、学生時代の親友から電話があった。
その友人の話によると「消えたのは年金だけではない。失業保険等雇用保険の加入記録も消えていた。」とのことでした。 友人は「消えた年金」のことがあるので、雇用保険の加入記録について気になって調べに行ったようです。 行き先の確認はできていませんが、その友人は元公務員なので所管庁に行ったのは間違いないと思われます。
その友人の話によると「消えたのは年金だけではない。失業保険等雇用保険の加入記録も消えていた。」とのことでした。 友人は「消えた年金」のことがあるので、雇用保険の加入記録について気になって調べに行ったようです。 行き先の確認はできていませんが、その友人は元公務員なので所管庁に行ったのは間違いないと思われます。
その結果、30歳までの記録が消えているとのことでした。 この友人は、53歳で公務員になるまでは民間企業で働いていましたので、勤務先等もはっきりとしています。
現在の世の中、いったい何を信じて生きていけばいいのやら全く持って腹立たしい限りです。 責任の取り方も解からず、マニュアルがないと対応する能力が欠如している大人が増えてきて、生きることの根本的な能力に欠けていると思われます。
資格や学歴を優先した結果、本来、人が持っていた「生きる力」の低下、失敗したときや間違ったことへの責任の取り方。自分は悪くなくて悪いのは自分以外の周りの人間であると言う誤った考え方の横行。
正に、三島由紀夫著の「英霊の聲」の一節に出てくる神がかりになった人の口から発せられた言葉のようである。
少し長くなりますが、その内容は、
かけまくもあやにかしこき すめらみことに伏して奏さく 今、四海必ずしも波穏やかならねど 日の本のやまとの国は鼓腹撃壌の世をば現じ ご仁徳の下、平和は世にみちみち 人ら泰平のゆるき微笑みに顔見交わし 利害は錯綜し、敵味方も相結び、外国(とつくに)の金銭は人らを走らせ もはや戦いを欲せざるものは卑劣をも愛し、邪まなる戦のみ陰にはびこり 夫婦朋友も信ずる能(あた)わず いつわりの人間主義をたつきの糧となし 偽善の団欒は世をおおい 力は貶(へん)せられ、肉は蔑(なみ)され、若人らは咽喉元をしめつけられつつ 怠惰と麻薬と闘争に かつまた望みなき小志の道へ 羊のごとく歩みを揃え、快楽もその実を失い、信義もその力を喪い、魂は悉(ことごと)く腐食せられ 年老いたる者は卑しき自己肯定と保全をば、道徳の名の下に天下にひろげ 真実はおおいかくされ、真情は病み、道ゆく人の足は希望に躍ることかつてなく なべてに痴呆の笑いは浸潤し 魂の死は行人の額に透かし見られ、喜びも悲しみも須臾(すゆ)にして去り 清純は商われ、淫蕩は衰え、ただ金よ金よと思いめぐらせば 人の値打は金よりも卑しくなりゆき、世に背くものは背く者の流派に、生かしこげの安住の宿りを営み、世に時めく者は自己満足の いぎたなき鼻孔をふくらませ、ふたたび衰えたる美は天下を風靡(ふうび)し 陋劣(ろうれつ)なる真実のみ真実と呼ばれ、車は繁殖し、愚かしき速度は魂を寸断し、大ビルは建てども大義は崩壊し その窓窓は欲求不満の蛍光燈に輝き渡り、朝な朝な昇る日はスモッグに曇り 感情は鈍磨し、鋭角は摩滅し、烈しきもの、雄雄しき魂は地を払う。 血潮はことごとく汚れて平和に澱み ほとばしる清き血潮は涸れ果てぬ。 天翔(あまが)けるものは翼を折られ 不朽の栄光をば白蟻どもは嘲笑う。
かかる日に、
などてすめろぎは人間となりたまいし
現在の世の中、いったい何を信じて生きていけばいいのやら全く持って腹立たしい限りです。 責任の取り方も解からず、マニュアルがないと対応する能力が欠如している大人が増えてきて、生きることの根本的な能力に欠けていると思われます。
資格や学歴を優先した結果、本来、人が持っていた「生きる力」の低下、失敗したときや間違ったことへの責任の取り方。自分は悪くなくて悪いのは自分以外の周りの人間であると言う誤った考え方の横行。
正に、三島由紀夫著の「英霊の聲」の一節に出てくる神がかりになった人の口から発せられた言葉のようである。
少し長くなりますが、その内容は、
かけまくもあやにかしこき すめらみことに伏して奏さく 今、四海必ずしも波穏やかならねど 日の本のやまとの国は鼓腹撃壌の世をば現じ ご仁徳の下、平和は世にみちみち 人ら泰平のゆるき微笑みに顔見交わし 利害は錯綜し、敵味方も相結び、外国(とつくに)の金銭は人らを走らせ もはや戦いを欲せざるものは卑劣をも愛し、邪まなる戦のみ陰にはびこり 夫婦朋友も信ずる能(あた)わず いつわりの人間主義をたつきの糧となし 偽善の団欒は世をおおい 力は貶(へん)せられ、肉は蔑(なみ)され、若人らは咽喉元をしめつけられつつ 怠惰と麻薬と闘争に かつまた望みなき小志の道へ 羊のごとく歩みを揃え、快楽もその実を失い、信義もその力を喪い、魂は悉(ことごと)く腐食せられ 年老いたる者は卑しき自己肯定と保全をば、道徳の名の下に天下にひろげ 真実はおおいかくされ、真情は病み、道ゆく人の足は希望に躍ることかつてなく なべてに痴呆の笑いは浸潤し 魂の死は行人の額に透かし見られ、喜びも悲しみも須臾(すゆ)にして去り 清純は商われ、淫蕩は衰え、ただ金よ金よと思いめぐらせば 人の値打は金よりも卑しくなりゆき、世に背くものは背く者の流派に、生かしこげの安住の宿りを営み、世に時めく者は自己満足の いぎたなき鼻孔をふくらませ、ふたたび衰えたる美は天下を風靡(ふうび)し 陋劣(ろうれつ)なる真実のみ真実と呼ばれ、車は繁殖し、愚かしき速度は魂を寸断し、大ビルは建てども大義は崩壊し その窓窓は欲求不満の蛍光燈に輝き渡り、朝な朝な昇る日はスモッグに曇り 感情は鈍磨し、鋭角は摩滅し、烈しきもの、雄雄しき魂は地を払う。 血潮はことごとく汚れて平和に澱み ほとばしる清き血潮は涸れ果てぬ。 天翔(あまが)けるものは翼を折られ 不朽の栄光をば白蟻どもは嘲笑う。
かかる日に、
などてすめろぎは人間となりたまいし
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カウンター
プロフィール
HN:
大久保尚洋
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1954/12/24
職業:
保険代理業(損害保険・生命保険)
自己紹介:
社団法人日本自閉症協会 理事
和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父
和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父
リンク
最新記事
(04/20)
(04/13)
(04/11)
(03/31)
(03/29)
(05/09)
(04/21)
(11/15)
(11/07)
(10/17)
最古記事
(04/18)
(04/21)
(04/24)
(04/29)
(05/05)
(05/07)
(05/09)
(05/10)
(05/12)
(05/14)
カテゴリー
最新コメント
[11/11 大久保]
[11/10 中山]
[09/27 山梨県自閉症協会 福本康之]
[04/07 Chip]
[02/28 芹沢]
[02/28 小谷奈津子]
[02/24 秋月 清秀]
[10/19 榎本芳人]
[05/25 yamamoto]
[02/03 小谷奈津子]
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
カウンター