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4月2日の世界自閉症啓発デー・シンポジウム参加のため1日から東京へ行って来た。
澁谷の国連大学本部裏にある東京ウイメンズプラザで朝10時から夕方4時30分まで開催された。
午前中は主催者挨拶の後、鼎談として「自閉症の人たちの人生を考える」と題して、石井会長が、親である須田副会長、福島豊衆議院議員から自閉症であるわが子と向き合ってきた経験や活動を聞き、その取り組みの道のりを紹介した。
午後からは、「自閉症の人たちとあゆむ」と題して、シンポジウムが山崎副会長と室山NHK開設委員の司会で、下記のような講演がなされた。
1.自閉症について知ってもらいたいこと
松田病院院長 松田文雄氏
2.自閉症の人たちの特性と困難さ
全国情緒障害教育研究会事務局長 長谷川安佐子氏
3.自閉症の人たちのすばらしい力と可能性
a仕事をする誇り
けやきの郷福祉工場
やまびこ製作所所長 伊得正則氏
b素敵な芸術家
嬉泉ひかりの学園支援員 戸屋隆氏
4.地域で自閉症の人たちを支える
いわて発達障害サポートセンター
「えぇ町つくり隊」代表理事 熊本葉一氏
5.みんなで支える自閉症の人たちー課題と展望ー
厚労省社会・援護局障害保健福祉部
精神・障害保健課発達障害対策専門官 日詰正文氏
それぞれの講演の後、討論がなされて自閉症に対する理解と啓発が重要であり、今後も支援と理解を深めていく必要性が語られた。
最後に石丸副会長と当事者である市川浩志氏による
「世界自閉症啓発デー・東京宣言」が高らかに宣言され閉幕されました。
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和歌山県自閉症協会
会長・中紀分会長
京都産業大学法学部卒
56歳
2人の自閉症者
(27歳男・22歳男[故人])の父